日: 2025年6月20日

👉SQL Server 構成マネージャーの設定項目（ASP.NET接続のため）

ASP.NET Webアプリから SQL Server に接続できるようにするために、以下の設定が必要です。

• ✨TCP/IP を有効化
• ✨ SQL認証を許可
• ✨ サーバーのリスンポート確認（通常1433）

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💻 STEP 1：構成マネージャーを起動する方法

▸ 起動手順（Windows 10/11）

1. Windowsキー + S で「検索」
2. SQL Server 構成マネージャー と入力（または以下パス）

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💻STEP 2：TCP/IP プロトコルの有効化

▸ 操作手順：

1. 左ペインで
   SQL Server ネットワークの構成 → SQLEXPRESS のプロトコル を選択
2. 右側で TCP/IP をダブルクリック
3. 「有効」タブ → はい に変更
4. 「IPアドレス」タブをクリック
5. 下の方にある IPAll セクションで
   • TCPポート に 1433 を設定（既にある場合はそのまま）

✨ 変更後、SQL Server サービスを再起動

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💻 STEP 3：SQL Server 認証の有効化（必要に応じて）

▸ SSMS（SQL Server Management Studio）で設定：

1. SSMSでサーバーに接続
2. サーバーを右クリック → プロパティ
3. 「セキュリティ」ページで：
   • 「SQL Server および Windows 認証モード」を選択
4. OK をクリック
5. サービスを再起動（構成マネージャまたはSSMSで）

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💻 STEP 4：ファイアウォールのポート開放（ローカル以外から接続する場合）

• TCP ポート 1433 を開放
• 手順：コントロールパネル → Windows Defender ファイアウォール → 詳細設定
  → 受信の規則 → 新しいルール → TCP → ポート 1433 → 許可

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✨確認後にやること（Visual Studio 側）

• Web.config にSQL認証時は User ID=sa;Password=●●● の認証情報も追加する。

	<connectionStrings>
		<add name="ConnStr" connectionString="Data Source=OFFICEAKITA002\SQLEXPRESS;Initial Catalog=CustomerMgmt_Dev_C;User ID=sa;Password=sapass;" providerName="System.Data.SqlClient" />
	</connectionStrings>

ASP.NET+C#+SQLSERVERの構成にて説明をしていきます。以下の手順を実施すれば、自分のPCにWEB(ASP.NET)開発環境を簡単に作成できます。（2025/6/20現在の情報にて）

1. Visual Studio 2022 のインストール
2. SQL Server と SSMS（管理ツール）のインストール
3. SQL Server 構成マネージャーの設定（ASP.NET接続のため）
4. IIS Express / IIS の設定及び確認（Webサーバ）
5. プロジェクト作成（Visual Studio 2022）
6. Web.config へDB接続設定
7. 動作確認（Hello World表示）

💻【STEP 1】Visual Studio 2022 のインストール

➡️用途：ASP.NET Webアプリを作成する統合開発環境（IDE）

手順：

1. 以下のURLにアクセス
   ✨ Visual Studio 2022 ダウンロード（Microsoft公式）
2. 「Community（無償）」または「Professional（ライセンスあり）」を選択
3. インストーラ起動後、以下を選択してインストール：
   • 「ASP.NET と Web 開発」
   • 「.NET デスクトップ開発」（必要に応じて）
   • 日本語ランゲージパック（日本語環境の方がわかりやすいため）
4. インストール後、Windowsのスタートメニューから起動（※初回起動にはMicrosoftアカウントが必要な場合あり。

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💻【STEP 2】SQL Server と SSMS（管理ツール）のインストール

➡️用途：データベースサーバ（SQL Server）とGUI管理ツール（SSMS）

SQL Server Express の手順：

1. 以下のURLにアクセス
   ✨ SQL Server Express（無料）公式DLページ
2. 「SQL Server 2022 Express」をダウンロード → セットアップ開始
3. 「基本（Basic）」インストールを選択（推奨）
4. インストール後、インスタンス名を控える（例：OFFICEAKITA002\SQLEXPRESS）

SSMS の手順：

1. SQL Server Management Studio (SSMS) をダウンロード
2. ssms-setup.exe を実行してインストール
3. 起動後、以下の情報で接続：
   • サーバー名：(local)\SQLEXPRESS
   • 認証：Windows認証（またはSQL Server認証）

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💻【STEP 3】IIS Express / IIS の確認（Webサーバ）

➡️用途：ローカル環境でASP.NETを実行するためのWebサーバ

IIS Express

• Visual Studioに標準で搭載 → 特別な設定は不要
• 実行時にブラウザが自動起動し、http://localhost:xxxxx/ にアクセス

➡️IIS（本番・共有用テストサーバで使用）

1. Windowsの「アプリと機能」→「Windowsの機能の有効化または無効化」
2. 「インターネット インフォメーション サービス（IIS）」を有効化
   • 「Web管理ツール」
   • 「アプリケーション開発機能」→「.NET拡張機能」
3. IISマネージャ起動（inetmgr）し、既定Webサイトにアプリを登録

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💻【STEP 4】プロジェクト作成（Visual Studio）

➡️初期セットアップとしてプロジェクトを生成

手順：

1. Visual Studioを起動
2. [新しいプロジェクトの作成] → 「ASP.NET Webアプリケーション (.NET Framework)」を選択
3. 名前を入力（例：CustomerManagerWeb）
4. 「Web Forms」を選択
5. 認証は「個別ユーザー アカウント（Forms 認証）」を選択
6. プロジェクト作成

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💻【STEP 5】Web.config へDB接続設定

✨例：SQL Server（ローカル）へ接続するConnectionStringを記載

Windows認証で接続する場合（おすすめ）

<connectionStrings>
  <add name="DefaultConnection"
       connectionString="Data Source=localhost\SQLEXPRESS;Initial Catalog=CustomerMgmt_Dev;Integrated Security=True"
       providerName="System.Data.SqlClient" />
</connectionStrings>

SQL Server 認証（saユーザー等）を使う場合

<connectionStrings>
  <add name="DefaultConnection"
       connectionString="Data Source=localhost\SQLEXPRESS;Initial Catalog=CustomerMgmt_Dev;User ID=sa;Password=●●●●"
       providerName="System.Data.SqlClient" />
</connectionStrings>

💻【STEP 6】動作確認（Hello World表示）

1. Default.aspx に以下を記述：

<asp:Label ID="lblHello" runat="server" Text="Hello World"></asp:Label>

Visual Studioでデバッグ（F5）実行
→ ブラウザで http://localhost:xxxxx/ が表示され、”Hello World” が確認できればOK。